フラーレンボールとは?基本を理解するための4つのポイント
フラーレン
2026.09.18

フラーレンボールとは、天然水晶などの珠をテグスでつなぎ、五角形と六角形が組み合わさった球体に組み上げたものです。珠で作ったこの球体の模型は「バッキーボール」とも呼ばれます。名前を初めて聞く方のために、株式会社宝珠(HOHJU)が基本を4つのポイントでご紹介します。
1. 「バッキーボール」は人の名前から
「バッキー」は人の名前です。球状の建築「ジオデシック・ドーム」で知られるアメリカの建築家、バックミンスター・フラーにちなんでいます。化学の世界で「フラーレン」と呼ばれる炭素の分子も、同じくフラーの名前から付けられました。
ただし、炭素の分子であるフラーレン(C60など)と、珠で作るバッキーボールは別のものです。C60の形を珠で再現しようとすると、ひとつの珠に3方向から穴をあける必要があり、強度の面で耐えられません。珠のバッキーボールは、まっすぐな穴をあけた珠をテグスでつなぐことで、綺麗な球体に組み上げています。
2. 粒の数で、形が変わる
まっすぐな穴の珠で綺麗な球体を作れるのは、30個・90個・120個といった決まった数のときです。宝珠の3サイズは、次の形になります。

- 小サイズ(30粒):正五角形12枚でできた「正十二面体」の形。
- 中サイズ(90粒):五角形12枚と六角形20枚。サッカーボールと同じ面の組み合わせです。
- 大サイズ(120粒):五角形12枚と六角形30枚。六角形が増え、より丸みのある球体になります。
ちなみに、90粒のものを「正32面体」と呼ぶことがありますが、正確ではありません。面の数は32(五角形12+六角形20)ですが、面の形がそろっていないため「正」多面体ではないからです。
3. 宝珠のフラーレンボールの特徴
宝珠では、5Aの天然水晶を直径10mmの珠にし、光を多方向に返すファセットカットを施して、一粒ずつ手作業で組み上げています。代表で天然石鑑定士の田之上悟が監修し、黒地に金文字の「宝珠」のタグを添えてお届けしています。

4. 飾り方とお手入れ
光の入る場所に置くと、水晶が光を受けて部屋の中に小さな輝きを散らします。デスクや玄関、リビングの棚など、目に入りやすい場所に置く方が多くいらっしゃいます。付属の巾着に入れれば、持ち歩くこともできます。
ただし、水晶はレンズのように光を集めることがあります。直射日光が当たり続ける窓辺や、燃えやすいものの近くは避けてください。お手入れは、ほこりを払い、柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。糸が切れたなどの場合は、お問い合わせからご相談ください。
監修:天然石鑑定士 田之上悟(株式会社宝珠 代表取締役)


